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遺品はモノではなく、思い出がつまったタカラモノ

実家の父が他界してから約5年が経ちます。なぜか、なかなか遺品整理、不用品整理を始めようを始めようという気になれませんでした。
三回忌が終わったころ、母や兄弟と相談して父の部屋の押し入れを少し片付けようとしたのですが出てくるものひとつひとつに思い出があり、家族みんな泣いてばかり。結局そのときは1時間ほどで中断し、かさばる衣類や靴だけ処分しました。

服や靴で傷みの少ない物は衣類のリサイクル屋さんに持ち込みました。
ゴミとして捨てるには忍びないという気持ちは家族全員同じだったので私がネットで検索して近隣の衣類専門リサイクルショップを探し出し、自動車で運搬。高い金額で買い取ってほしいというのではなく、誰かに着てもらいたいというのが家族の本音です。
父の部屋のすべて押し入れの整理が終わるにはもう少しかかるかもしれませんが、今となっては別に急がなくてもいいかなと思っています。特に写真や日記などの処分は、かなり時間がかかりそうな気がしています。

昨日までいた家族が突然いなくなる、そんな悲しみを味わった人に、故人の遺品をできるだけ早く処分したほうがいいなんて言えません。しばらく置いておける状態なら少し気持ちが落ち着いてから整理されるのがよいのではないでしょうか。
そして、どれだけたくさんのモノを持っていても何ひとつ持って旅立てないということを教えられたような気もしています。